センサー式蛇口が反応しにくい方の人です。

ノーベル物理学賞

ウィフィアさんが化学の話をしていたので、私も何かそれっぽいことを語りたいな~と思い、今年のノーベル物理学賞についてみなさんに紹介してみようかなと思います。

みなさんは「黒鉛」はご存じでしょうか?
鉛筆の芯に含まれている、黒光りしたアイツです。

グラファイト(Wikipediaより)



この黒鉛、分子レベルではこのような構造をしています。

graphite.jpg

丸いの一つ一つは炭素原子で、その大きさは半径1.7×10-10mです。
白い線は共有結合(とても強い結合)で、これがたくさんの正六角形を描くように原子同士が繋がっています。
縦の黒い線はファンデルワールス力(比較的弱い結合)で、これによって六角形でできたシート同士がくっついています。
鉛筆を紙にこすり付けたときに文字が書けるのは、この弱い結合の部分が簡単に剥がれ、剥がれたシートが紙にくっつくからです。

この六角形でできたシート一枚一枚は「グラフェン」と呼ばれ、これに関する研究が今年の物理学賞です。
グラフェンは極めて高い電気伝導性を持ち、他にもさまざまな優れた性質を持っているといわれ、かねてから注目されていた物質なのですが、シート一枚だけの状態のものを安定して入手することが難しく、詳細な研究があまり進んでいませんでした。

この一枚だけのグラフェンを得ることに成功したのが、今回の受賞者であるAndre Geim氏とKonstantin Novoselov氏です。
一体どのような方法を使ったのか?その検証動画がこちらです。



なんと、黒鉛の表面にテープを貼って剥がすという、非常に単純な方法を続けることで一枚のグラフェンを得ることができたのです。
これにより、これまで進んでいなかった基礎研究や応用研究も急速に進むようになり、現在でも非常にホットな研究分野となっています。

しかし、それまで多くの研究者が挑んでは失敗していたことが、こんなにも簡単な方法でできてしまったのですから本当にすごいですね。
まさにアイディアの勝利といえると思います。



(分かりやすく説明したつもりなのですが、よく分からないところがあったらすみません・・・。コメ欄で質問して頂ければ答えられる範囲で答えます。
コメント
No title
構造式ってパズルみたいだよね。

読んで何となくは分かったけど、何となくしか解らないw
2010/10/23(土) 18:35 | URL | 亜瀬梨(ルゥ) #-[ 編集]
No title
>>亜瀬梨
化学はなんとなーく分かれば良いんです。なんとなくで・・・w
2010/10/23(土) 20:53 | URL | かえで #JalddpaA[ 編集]
鉱石マニアの話かとてっきり・・・w
世の中凄い人もいるもんですね。色んな分野でこれ
応用されて役立ってるんでしょ?
ちなみに自分は説明を聞いてもさっぱりわかりません。w
2010/10/25(月) 22:45 | URL | G猫 #-[ 編集]
No title
>>Gねこさん
いや、まだこれは世の中にはほとんど出てませんね。研究段階です。
ってか、やっぱり全然わかりませんでしたか・・・どうしましょうw
2010/10/25(月) 23:40 | URL | かえで #JalddpaA[ 編集]
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